転職の際の志望動機のコツ

ナースの求人に応募しようとしている時点で、なぜ看護師になりたいのか志望する動機が必ずあるはずです。志望動機は面接官がその人の働く熱意や、長く働いてくれるかを判断する物差しになります。
転職する際の志望動機が的外れだったり、質問の意図に沿わない回答だったりする場合、選考に落ちてしまうことも考えられます。ナースを目指す人が志望動機で不合格にならないためには、どうすれば良いのでしょうか。

志望動機では、そもそもなぜナースを志したのかという気持ちをアピールしましょう。母親がナースで仕事をしている姿に尊敬しているから、自分が入院した時にナースの人に優しくされ憧れを抱いたなどです。
小さいころからなりたかったということを伝えれば、憧れのナースになれたのだから、ちょっと嫌なことがあったくらいでは辞めないだろうと面接官に判断されます。
志望動機が、給料が良いから、福利厚生が充実しているからというのも悪くはありませんが、この理由では長く活躍してもらえる人材だと証明できません。看護業界でずっと活躍してくれるだろうと思ってもらえるよう、ナースになったきっかけの部分を強く志望動機で伝えてみましょう。

そのほかにも、自分がナースの仕事に向いていると証明できる志望動機を用意することが大切です。ナースに必要なものに、ハードワークに耐えられる体力や精神力、患者さんに寄り添うためのコミュニケーション能力があります。
学生時代に頑張ったことや前の職場の経験から、これらの能力が自分に備わっているということをアピールしましょう。面接官に、この人の天職はナースだと思ってもらえれば、採用される確率はグッと高くなるはずです。